Prince of Lies (Avatar Series Book 4)

Forgotten RealmsのAvatarシリーズの４巻目。
神々の神性を記したTablet of Fate盗難に始まるTime of Arrivalの後日談。

また、さわりだけカバー裏面から、
「ある神の復讐：
タイムオブトラブルが終結し、神々達はあくあるべき場所へ復された。
ケレンボー・リヨンスベイン、魔法の女神のかつて恋人、の魂は狂神シリックから隠されていた。
だが復讐に捻じ曲がった悪神シリックの意思は、簡単には挫かれはしない。」

３巻目でミッドナイト、ケレンボー、エイドン、そしてシリックを巡るTime of Arrivalは終わります。ネタばれあるので残りは続きを読むで。　でもケレンボーの魂って言っちゃたら彼死んじゃったのバレバレじゃん。

Tsr Novel - Prince of Lies 18cpy Pk

• 作者: J. Lowder
• 出版社/メーカー: Wizards of the Coast
• メディア: ペーパーバック

２巻目でミッドナイト、ケレンボー、エイドンの３人と、シリックは敵対しますが、３巻ではタントラスからウォーターディープへの行程と、死者の領域でのもう１つのタブレットの奪取、そしてウォーターディープでの結末となります。

ウォーターディープへ向かう途上でシリックが神殺しの剣を入手して暗殺神バールと対決したり、エイドンが死に掛かったり、ケレンボーはカラスと喧嘩したり、ミッドナイトは死者の領域へ行ったりいろいろありまして、決戦場のウォーターディープでは最終的に死の神マーキル＆死者の軍勢との戦闘が繰り広げられ、ついにケレンボーはシリックによりお亡くなりになってしまいます。

ケレンボーの死に怒り心頭になったミッドナイト、彼女は魔法神ミスタラの精髄を受け継いでいて呪文を記憶しなくても唱えられます、は、最終的にタブレットを手中として神に返還したシリックと生涯の敵対者となるべく、上位神イオにより共に空位となっていた神格を手に入れました。

また返還されたタブレットはイオにより破壊され、各神の権勢のバランスは信者の数に拠るという新たなルールが宣言されました。

これで４人の主役、ケレンボーは死を、定命者シリックとミッドナイトは神として神界に上り、エイドンはミスタラの司祭としてレルムに残ることになりました。　ちなみにシリックは３悪神ベインとマーキル、バールの神格を手にし、ミッドナイトは魔法神となり共に、最上級のパワーを持つ神となりました。

次のPrince of Liesと、Crucibleではさらに４人の後日談が語られます。