銀河英雄伝説について その1 [和書]
大学時代に見たビデオに影響されて20年近く、いまだにハマッテいるものがある。
田中芳樹さん作 銀河英雄伝説だ。小説購入から始めて、ゲームにのめり込み、
DVDセットを購入し、模型趣味に合わせてキットも収集している。かなりの金額を
投入していると思う。
その魅力は多くあるし、現在進行形でいろいろな場所で語られているけれども、私は
1つはそのスケールにあると思う。広く銀河系を舞台とした宇宙艦隊戦で敵対者
同士1万隻を超える戦闘描写がこれまであっただろうか?
例えばこれまで宇宙戦争を題材にしたものといえば、宇宙戦艦ヤマトかスターウォーズ
くらいしか知らないが、どちらも映像から見る範囲では、舞台とするのが銀河系規模の
大きさであるのに、艦隊戦の規模は数10隻、多くても3桁程度であったと思う。
また1つは超人・人型ロボット・異星人が出てこないところ。敵対し合うのはあくまで
異なる政治形態に属するふつうの人間同士であることだ。 これが宇宙ものとして
どこかリアリティを持ち得ない他の作品と異なる魅力とおもう。
登場人物やメカの魅力についてはまた別途。
で、最近は再販されている下の文庫版を読んでいる。
ヤマトはヤマトで魅力はあるよ。漢のロマンとか。
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