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HMSクイーンメリー1913 最終回 [1/700クイーンメリー]

最終回です。昨年12月起工の2月竣工で工期3ヶ月でした。

クイーンメリーはライオン級巡洋戦艦の3番艦として竣工し、第一次大戦中のジュットランド海戦で独巡洋戦艦デアフリンガーの砲撃により大破沈没しました。このとき乗艦していた日本の観戦武官も殉死しています。

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大破沈没の主因は高い角度で飛来する敵弾に対して水平面の装甲不足によるものでした。当時は砲戦距離は1万メートル以内であり敵弾は主に艦の横面に命中すると考えられていました。ですがジュットランド海戦では1万メートル以上の距離から砲戦が始まり、敵弾は装甲の薄い艦の上面に命中してしまう事態となりました。もともと想定外だったところに装甲を削って速力をかせいでいた巡洋戦艦はひとたまりもありません。英側はクイーンメリーとインディファティガブルの2隻を喪失しました。

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本級から主砲塔は中心線上に全て配置しています。これまでの梯型配置は無理があったんでしょうね。また当時は両舷に防雷網も装備しましたが好みで省略しています。艦橋は高飛び込み台のような露天艦橋です。

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伝統のスターンウォークも、もちろんあります。

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艦中央部です。搭載艇は3番煙突後ろの砲郭内にも搭載しています。
ライバルの独巡洋戦艦に比べると、やはり英艦は手慣れた造り感があります。

さて次回は順当にいけば紅白ですが、カゴも魅力的なのでちょっと迷ってます。
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HMSクイーンメリー1913 その7 [1/700クイーンメリー]

今年2回目の雪でした。
湿気が気になるので塗装は後回しとして、イッキに搭載艇とマストまでやってしまいました。

マストはいつも通り真鍮線を組み合わせてハンダ付けです。前楼の主柱は1.2mm→0.6mm→0.4mmの三段、後楼は1mm→0.4mmの二段です。ヤードは0.4mmと0.3mmとしました。
搭載艇はまあ普通の出来なので舵とか窓ワク、煙突などでディテールアップしています。
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いよいよ今月中には完成するかもです。

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HMSクイーンメリー1913 その6 [1/700クイーンメリー]

昨日は艦橋をチマチマとやってました。

クイーンメリーの艦橋はたいへんシンプルです。しかも露天です。冬のバルト海は厳しかったでしょうね。
工作はいつもの通りハッチ、ラッタル、手すりを付けたのみ。このあと羅針儀や探照灯が付きます。

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順当ではマストですが、かなり大きいので後回しとして、次は搭載艇を揃えます。

ところで冬季五輪が始まりました。毎回開会式は見てますがワクワクしますね。今回は(聖火台は)どこだ?とか。

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HMSクイーンメリー1913 その5 [1/700クイーンメリー]

主砲塔の搭載まで出来ました。

主砲はNNTモデルの真鍮製英艦用30cm砲をチョイス。砲身基部のキャンバスは、久しぶりの溶きパテで。
後部煙突周辺の探照灯台と、搭載艇格納庫周りは手すりを這わせてます。

船体には防雷網展張桁を3mm真鍮線で。
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これで大物は艦橋とマストだけになりました。今回は建造が早いです~。

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HMSクイーンメリー1913 その4 [1/700クイーンメリー]

煙突を3本建てました。

煙突頂部のモールドは削り内部に向けて2mm程度掘り込みました。またモールドにあったファンネルキャップは銅線で再現しています。蒸気管は0.5mmの真鍮パイプです。煙突基部にある爆風避けは付属のEPをそのまま使用しています。

今回、船体にはスミイレしました。
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